分散リポジトリ(ぶんさんりぽじとり)

リポジトリ(repository)は集積所、貯蔵庫などを意味する単語で、IT関係ではデータやプログラムなどを整理して保管する場所をいう。ネットワーク上に分散して存在するリポジトリを分散リポジトリという。コンテンツの検索、流通、再利用のための標準規格としてLOM(Learning Object Metadata)規格があるが、LOM規格は単にコンテンツの属性を記述するためのデータ項目、フォーマットを決めただけのものである。実際にコンテンツを再利用するためには、LOM規格だけでなく、必要とするリソースを分散リポジトリから取り出すための仕組みが必要になる。具体的には、複数のリポジトリを横断的に検索し、検索条件に合致するリソースの物理的な位置を特定し、それを配信するという動作を実現することが必要になる。近年、このようなコンテンツ提供の統合的な仕組みを提供しようとする活動が盛んになってきている。2004年9月には、学習コンテンツの国際的な横断的検索を実現することを目的として各国の中心的な教育情報ポータルにより、GLOBE(Global Learning Object Brokered Exchange)が結成され、日本の放送大学(旧メディア教育開発センターからの承継事業)のほか、北米(4)、中南米(1)、欧州(2)、アジア(4)、大洋州(1)の12機関が参加している(2009年5月現在)。 また、IMS Global Learning Consortium Inc.では、2007年9月からLODE(Learning Object Discovery and Exchange)というプロジェクトを進めている。

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