eLP「SCORM概論」コースのご案内
本コースはeLP資格を取得するための教育プログラムの1つです。(コンテンツクリエイター対象コース)
資格取得の詳細については、eLP資格制度のご案内をご覧ください。
※資格取得をお考えでない方でも、本コースの内容について学習したい方にご参加いただけます。
※PC環境、モバイル環境のどちらでもご受講いただけます。
コース概要
eラーニングコンテンツの標準規格「SCORM」について学びます。「標準化」「標準規格」がなぜ必要なのかを解説し、SCORMがどのような考え方で作られているのかを説明します。さらにSCORMの構成要素・実際の使い方を解説します。
学習対象者
- コンテンツクリエイターの資格取得を目指す方 あるいはSCORMの標準規格の知識を習得したい方
ゴール目標
- IT・eラーニングにおける「標準化」の意義を事例を用いて説明できる。
- 利用者・ベンダーにとってのSCORMの意義を説明できる。
- SCORMの標準規格としての設計コンセプトをLMS・コンテンツの役割分担の観点から説明できる。
- SCORMの構成要素・動作を理解し,目次とコンテンツのページの関係やページごとの学習ログの記録方法を説明できる。
プログラム
・技術標準化とは?
・eラーニングにおける技術標準化
・SCORMの意義
・SCORMの設計思想
・SCORMの動作と構成要素
学習の進め方
学習コンテンツはLMSで配信します。学習コンテンツは、講義動画、確認テスト、修了課題、配布資料で構成されます。 修了課題のためにPC上で動作するSCORM実行環境を使用します。 学習はどのような順番で進めても構いませんが、基本的にLMS上のコンテンツの順番に学習してください。より進んだ内容を学習するための補足資料のリストがあります。学習を深めるためにご利用ください。
修了課題
SCORMコンテンツを動作させるプログラムをPCにダウンロードして修了課題を実施していただきます。
事前準備で用意したSCORM環境を用いて修了課題を実施します。修了課題の内容は,講義で説明したSCORM規格の構成・動作を確認するものとなっています。
以下の3つの課題があります。いずれも配布するサンプルコンテンツを修正して動作を確認する内容です。
修了課題1「マニフェストファイル(教材構造定義ファイル)の修正・確認」
修了課題2「SCO(ブラウザ側コンテンツ)の動作確認」
修了課題3「SCO(ブラウザ側コンテンツ)の修正・確認」
ゴール目標
・IT・eラーニングにおける「標準化」の意義を事例を用いて説明できる。
・利用者・ベンダーにとってのSCORMの意義を説明できる。
・SCORMの標準規格としての設計コンセプトをLMS・コンテンツの役割分担の観点から説明できる。
・SCORMの構成要素・動作を理解し,目次とコンテンツのページの関係やページごとの学習ログの
記録方法を説明できる。
講師
仲林 清 氏
公立千歳科学技術大学 理工学部情報システム工学科 教授
デジタルラーニング・コンソーシアム会長

【プロフィール】
1982年 東京工業大学理工学研究科修士課程修了。同年日本電信電話公社入社。同社情報通信処理研究所主幹研究員、放送大学教授、千葉工業大学情報科学部教授を経て、2024年より現職。一般社団法人教育システム情報学会元会長。2006年早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。研究業績等はhttps://researchmap.jp/read0136096参照。
学習方法
本コースはeラーニングによる学習です。
コース終了後に課題を提出いただき、合格すると本コースの修了証を発行いたします。(修了証有効期間は発行日から3年間です)
予想学習時間
eラーニングによる約8時間の学習・ 課題作成
コーディネーター
デジタルラーニング・コンソーシアム eLP研修委員会
受講一費
一般:26,200円 DLC会員: 21,000円
- デジタルラーニング
- デジタルラーニング・
ショーケース - eラーニング・ショーケース
- 調査報告
- リンク
- 用語集
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