eLP「教授法設計」コースのご案内

本コースはeLP資格を取得するための教育プログラムの1つです。
(エキスパート、コンサルタント、ラーニングデザイナー、コンテンツクリエーター 対象コース)
資格取得の詳細については、eLP資格制度のご案内をご覧ください。

※資格取得をお考えでない方でも、本コースの内容について学習したい方にご参加いただけます。
※PC環境、モバイル環境のどちらでもご受講いただけます。

コース概要

学習目標を達成し成果につなげるには、いかに学習者を学ばせるか、そのためにど のような指導・支援をしていくかを考える必要があります。また、eラーニングにおいては、メディア、ハード、ソフトの選択も重要な要素となってきます。この研修では、eラーニングを活用した教授法設計・指導方略策定について学ぶことで、それらについて考えていきます

学習対象者

  • エキスパート、コンサルタント、ラーニングデザイナー、コンテンツクリエイター資格取得を目指す方

ゴール目標

下記の点について、eラーニングを活用する場合のポイントを説明できるようになること。

  • 学習目標の達成、評価に必要な学習方法・教授法・指導方略の選択・策定
  • 配信プラットフォームを考慮したメディア、ハード、ソフトの選択
  • 学習目標、ターゲット層を踏まえたコースコンテンツの設計

プログラム

第1章「はじめに」

1)「教授法設計」へようこそ!
2)修了課題の説明
3)本科目の取り組み方

第2章「研修をIDの視点からチェックしよう」

1)ID5観点のチェックリストとは何か?
・IDと言えばADDIEモデル
・2006連続接近法
・IDの視点とその関係図
・ID5観点のチェックリストとは何か?
2)チェックリストを使った事例
・ストーリー
・提案依頼書(RFP)
・改善提案の骨子

第3章「参考資料」

1)出口
・目標設定と評価方法の妥当性
・評価のための質問項目とデータ 収集ツール
・ADDIEのA(分析)=評価計画
・ニーズ分析と評価の関連図
・初期設計分析の手法一覧
・ニーズ分析とは何か
・ユーザー要求の無駄を取り除く
・ニーズ分析:管理職への質問
・GBS(ゴールベースシナリオ)におけるニーズ分析手法
・ニーズ分析から初期設計分析へ
・トレーニングを減らす設計法
・典型的なパフォーマンス分析の質問
2)入口
・成人学習理論とターゲット層
3)構造
・研修要素からの項目立て
・態度分析の例
4)方略
・学習目標の達成を支援する研修方法の工夫
5)環境
・適切なメディアの選択とサポート体制の確立
・eラーニングの全体像を捉えなおす
・eラーニングと学習・パフォーマンス・アーキテクチャ

第4章「補足資料」

1)教育研修を不要にするためのデザイン:自己主導学習に向けて
・『すべての学習は自己主導である』
・パフォーマンス習熟度が学習方略に与える影響
2)学びを歓迎する職場の文化をデザインする
3)変化プロセスをデザインする
4)教育専門職として自らを磨き続ける
・IDは倫理規定に基づく専門職
・専門職とベテランの違い
・Current Publications

【修了課題】

ある企業からの提案書要求にこたえる形で、eラーニングの導入提案書を作成いただきます。 

【合否判定基準】

修了課題と一緒にご提供するチェックリストをおおむね満足した提案書であるかどうかを合否の判定基準とします。

 

講師

鈴木 克明 

熊本大学 大学院 社会文化科学研究科教授システム学専攻 教授・専攻長

学習方法

本コースはeラーニングによる学習です。
コース終了後に課題を提出いただき、合格すると本コースの修了証を発行いたします。(修了証有効期間は発行日から3年間です)

予想学習時間

約4時間(修了課題レポート作成時間を含む)

コーディネーター

デジタルラーニング・コンソーシアム eLP研修委員会

受講一費

一般:15,800円 DLC会員:12,600円

 

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