教育モデリング言語(きょういくもでりんぐげんご)
学習活動には,独習・講義・ゼミなどの形態があり、講師と学生がどのような学習資源(教材やコミュニケーションツールなど)を用いて、どのようなやりとりを行うか、様々なバリエーションがあり得る。学習目標を効果的に達成するための望ましい学習形態は、インストラクショナルデザインや実践を通じて設計・検証される。
教育モデリング言語は、このような様々な学習活動の形態や順序をフォーマルに記述し、効果的に学習目標を達成するための学習方法の再利用を支援するためのものである。
たとえば、Open University of Netherlands が各種教授法の分析から開発したOUNL EMLでは、先生、生徒などの「役割(Role)」を演じる「人々(Person)」が学習資源などの「環境(Environment)」を活用する「学習活動(Activity)」の集合として、教授学習過程を表現する。IMSではOUNL EMLをベースにLD(Learning Design)という標準規格を策定している。
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