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学習組織(ラーニング・オーガニゼーション)(がくしゅうそしき)

学習組織(ラーニング・オーガニゼーション)はマサチューセッツ工科大学のピーター・M・センゲ(Peter M.Senge)により提唱された。
ピーター・M・センゲは来るべき社会を見据えて「来るべき社会は人々が継続的に能力を広げ、必要な情報を創造し、新しい考え方やより普遍的な考え方を育て、人々が互いに学びあうような場」「人々が強い意欲を持ち、コミュニケーションの方法を学びながらシステマティックなアプローチによって共通のビジョンの実現を目指すチーム組織」が重要であると説き、これからの組織はソリューションの創案に強い組織に変化することが重要であるとしている。ソリューション創案のためには顧客ニーズを把握し、課題と解決策を創案する能力を持ち続けるために継続的な学習が必要であると説いている。センゲはそのために著書「The Fifth Discipline」で5つの組織能力の必要性を挙げている。

1、システム思考(systems thinking)ビジネスにおいて組織関係を制御する能力
2、自己マスタリー(personal mastery)自己を常にプロモーションする意欲
3、メンタル・モデル(mental models)ひとの意見を活かせる自己制御力
4、共有ビジョン(shared vision)組織のビジョンへの理解と共有力
5、チーム学習(team learning)実践的学習能力

中でも最も重要であると指摘しているのがシステム思考で、組織の持つ機能・関連を良く把握し、他の4つの能力を統合し、成長し続ける組織を創ることが重要であると提言している。

出典:「最強組織の法則――新時代のチームワークとは何か」ピーター・M・センゲ著・徳間書店

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