暗黙知(あんもくち)

情報化社会における企業の競争力を上げるには、組織的な知識創造力が重要な経営資源になるとピーター・ドラッカーやアルビン・トフラーなどの経営学者が指摘している。彼らは経営資源として知識の重要性を挙げ、その知識を暗黙知と形式知に分けた。暗黙知とは、働く人、一人ひとりの経験により築き上げられた個人的な知識や知恵であり、仕事のノウハウ、人脈、心情、信念、考え方、直観的判断力など無形の要素を含んだものであり文字化して表わすことのできない重要な知識群である。これが情報化社会での競争力の強化にきわめて重要な経営資源となると著者は指摘している。
進化したeラーニングシステムでは構造化されたコンテンツの提供のみならず、ソーシャルネットワーク(SNS)などを通じて暗黙知に近い情報の共有を図ることで、新人を早期に中堅レベルの業務能力を持つ人材へ育成する仕組みを有するようになってきている。
これらの学習法はコミュニティ・オブ・プラクティス(Community of Practice=CoP)と云われ、実践的な状況対応能力を学べることから状況的学習法と訳されている。

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