SCORM技術者(scormぎじゅつしゃ)

日本イーラーニングコンソシアム(eLC)が認定するSCORM規格と相互運用性ノウハウに習熟したコンテンツ開発技術者をSCORM技術者といい、eLCが運営するSCORM技術者を認定する資格制度をSCORM技術者資格制度という。eLCでは、SCORM技術者を対象とした講習の実施やSCORM技術者認定を行っている。
SCORMコンテンツの認証では、まずコンテンツ制作ベンダーが自身で、そのコンテンツがSCORMに適合しているかどうかを検査する。検査に合格すればeLCに認証申請し、それを受けてeLCが「SCORM適合コンテンツ」として認定する。また、相互運用性問題が発生した場合にはSCORM技術者が対処することになっている。
このため、SCORM技術者には、SCORM適合コンテンツを作成するのに必要なJavaScriptやXMLなどについての知識、SCORM適合コンテンツの申請方法などのほか、相互運用性を向上させるためのポイントの理解、相互運用性問題が発生した場合の対処方法などの知識が必要とされている。

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