SCORMコンテンツおよびLMSの開発・提供・運用に携わる方へ(DLC技術委員会)
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SCORMコンテンツおよびLMSの開発・提供・運用に携わる方へ
---------------------------------------------------------------------------SCORMコンテンツおよびLMSの開発・提供・運用に携わる方へ
Google ChromeやMicrosoft EdgeなどのChromiumベースのブラウザでは、Web標準への対応およびBack/Forward Cache(bfcache)の利用促進等を目的として、unloadイベントを段階的にデフォルト無効化する対応が進められています。
また、その他の主要ブラウザにおいても、unloadイベントはすべての状況での発火が保証されるものではなく、ページ終了時の重要な処理をunloadイベントのみに依存する実装は推奨されていません。
SCORMコンテンツおよびLMSの実装によっては、教材画面の終了・遷移時に発生するunloadイベントを契機として、学習記録の保存(Commit)やSCORMセッションの終了(SCORM 1.2のLMSFinish、SCORM 2004のTerminate等)を実行している場合があります。
今回の変更はSCORM規格およびSCORM API自体の変更ではありませんが、unloadイベントに依存した実装では、従来想定していた終了処理が実行されず、学習記録の保存やSCORMセッションの終了等に影響が生じる可能性があります。
SCORMコンテンツおよびLMSの開発・提供・運用に携わる方は、以下についてご確認ください。
SCORMコンテンツ内でunloadイベントを利用して、Commit、LMSFinish、Terminate等のSCORM APIを呼び出していないか
LMSのSCORM Player、教材表示用iframe/Window、終了処理等でunloadイベントに依存した処理を行っていないか
学習記録の保存が教材終了時の処理だけに依存していないか
pagehide、visibilitychange等、現在のWeb Page Lifecycleを考慮したイベントへの移行が可能か
重要な学習状態について、学習中の適切なタイミングでCommitを実行するなど、終了時イベントに依存しない保存方式となっているか
なお、pagehide等のイベントについても、すべての状況でページ終了時の実行が保証されるものではありません。
また、bfcacheによってページが破棄されず復元される場合もあります。
このため、単純にunloadイベントを別のイベントへ置き換えるだけではなく、教材およびLMSの実装・起動方式を含め、学習記録の保存やSCORMセッション終了処理の設計をご確認いただくことを推奨します。
既存のSCORMコンテンツについても、使用しているオーサリングツールやLMSの提供元から本件に関する対応情報が公開されている場合がありますので、各製品の最新情報および対応バージョンをご確認ください。
2026年8月26日
DLC技術委員会
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