移民活用人材育成プロジェクトにデジタル・ナレッジ採用

お知らせ

2018/09/03

株式会社デジタル・ナレッジ

報道関係者各位
プレスリリース
 
2018年9月3日
株式会社デジタル・ナレッジ
===================================
   移民活用人材育成プロジェクトにデジタル・ナレッジ採用
===================================
 
導入実績1500超を誇るeラーニング専門ソリューション企業、株式会社デジタル・ナレッジ(本社:東京都台東区、代表取締役社長:はが弘明)の提供する、多言語版・海外サーバ利用のASPサービス『ナレッジデリグローバル』が、国際移住機関(IOM)シエラレオネ事務所が実施する「移民活用人材育成プロジェクト」の現地人材教育に採用されました。
 
■シエラレオネの現状と課題
シエラレオネ共和国は、西アフリカの大西洋岸に位置する共和制国家です。2002年まで続いた内戦で、医師、看護師、教師、技術者、管理者などを含む多くの国民が犠牲になり、2014年にはエボラウイルス病(EVD)の大流行に悩まされ、2015年には前例のない洪水により大きな被害を受けました。こうした事態は脆弱な保健サービスのさらなる弱体化を招き、シエラレオネは世界でも最も平均寿命が短い国(2016年で53.1歳、WHO報告)のひとつとされています。また、日本の人口1千人あたりの医師数が2.297人なのに対し、シエラレオネの医師数はわずか0.022人(2016年WHO報告)(※)となっています。
その一方で、IOMが調査を行ったところ、移住した先進国に住むシエラレオネ人の医療関係者のうち、実に78%の医師(55歳以上)がシエラレオネ国内に住む医学生に訓練を提供する意思を表明していることが明らかとなりました。
そこでIOMは、国外のシエラレオネ人移民協力のもと、シエラレオネ現地の医療や健康の質向上を目的とした『ディアスポラを活用した保健・洪水対策・農業セクター強化プロジェクト』を日本政府の支援を受けて発足しました。今回のeラーニング事業は本プロジェクトの活動の一環として行われます。
 
■本プロジェクトのポイント
・eラーニングの活用により、国外在住のシエラレオネ人講師とシエラレオネ現地の生徒を繋ぐ遠隔の教育システムを実現。
・同システムの操作研修を、eラーニング+Webミーティング機能の活用により実施。
・クラウドを使用し、渡航せずにすべて遠隔でシエラレオネ、アメリカ、日本のメンバーが問題なくコミュニケーションを図ることにより、実施コストを大幅に削減。
 
■期待される効果
本プロジェクトは、シエラレオネの弱体化した医療・保険分野における、シエラレオネ人的資源の知識、技能向上を目的としています。国外のシエラレオネ人の知識移転、現地訓練の質と持続可能性を強化するため、弊社のeラーニングシステムを活用し、アメリカやイギリスにいる講師とシエラレオネ現地の生徒を繋ぐ遠隔での円滑な教育を可能としました。また、クラウドの活用により、シエラレオネ、アメリカ、日本の3か国間でのシステムの操作研修をeラーニング+Webミーティングにて行うことで、渡航せず遠隔でプロジェクトを進行し、コストを大幅に抑えることに成功しています。eラーニングシステムの導入により、国外の先進的な知見を現地シエラレオネに届ける効果的な教育システムの構築や能力向上が期待されています。
 
 
■国際移住機関(IOM)とは? http://www.iomjapan.org/
 
国際移住機関(IOM)は、世界的な人の移動(移住)の問題を専門に扱う唯一の国連機関です。今日の移民は、国境を越えるもの、国内移住を含めて、有史以来最も多い10億人、すなわち世界の7人に1人が移民と推計されています。情報通信・交通手段の発達だけでなく、気候変動、自然災害、人的災害、紛争、先進国での高齢化、途上国における若者の失業の急増、北と南の国々での社会・経済的不均衡などの要因で、移住が大規模になっています。
IOMは、「正規のルートを通して、人としての権利と尊厳を保障する形で行われる人の移動は、移民と社会の双方に利益をもたらす」 という基本理念に基づき、移民個人への直接支援から関係国への技術支援、移住問題に関する地域協力の促進、移住に関する調査研究などを通じて、移住にまつわる課題の解決に努めています。
 
◆多言語版・海外サーバ利用のASPサービス「ナレッジデリグローバル」
デジタル・ナレッジが提供するeラーニングASPサービス「ナレッジデリグローバル」は、学習のみならず教材作成、配信、管理の基本機能を標準装備し、多言語対応、および、シンガーポールにサーバを設置したグローバル環境からのアクセスに対応するサービスです。海外での人材育成を低コストで実現することができます。
▼詳細はこちら:https://www.digital-knowledge.co.jp/product/deli-global/
 
 
◆デジタル・ナレッジのグローバルソリューション
デジタル・ナレッジでは「国際開発事業」「海外人材育成支援」「教育事業の海外展開支援」の3つの柱を中心としたeラーニングサービスを提供しております。国内での1500を超えるeラーニング導入実績とそのノウハウを活かし、国境を越えたeラーニングソリューションを実現します。
▼詳細はこちら:https://www.digital-knowledge.co.jp/solution/global/
 
(※)WHO発表資料より:https://www.afro.who.int/sites/default/files/countries/Sierra%20Leone/Health%20Workforce%202017.jpg
 
【会社概要】
名 称:株式会社デジタル・ナレッジ
所在地:〒110-0005 東京都台東区上野5丁目3番4号 eラーニング・ラボ 秋葉原
代表者:代表取締役社長 はが 弘明
URL: http://www.digital-knowledge.co.jp/
 
 
【本件に関するお問合せ先】
株式会社デジタル・ナレッジ
国際開発ソリューション事業部
担当:齋藤、杜
TEL:03-5846-2140(直通)
E-mail:infoadmin@d-k.jp
 
【取材に関するお問合せ先】
株式会社デジタル・ナレッジ
担当:広報 平山
TEL:03-5846-2131(代表)
E-mail:infoadmin@d-k.jp
 
 
以上
                                            
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
■会社概要
名称: 株式会社デジタル・ナレッジ
所在地: 〒110-0005 東京都台東区上野5丁目3番4号 eラーニング・ラボ 秋葉原
代表者: 代表取締役社長 はが 弘明
URL: https://www.digital-knowledge.co.jp/
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
■本件に関するお問い合わせ先
担当 : 広報 平山、安田
電話番号 : 03-5846-2131
E-mail : infoadmin@d-k.jp
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 

DLCメールマガジン購読者募集中

デジタルラーニング・コンソーシアムでは、eラーニングを含むデジタルラーニングに関するイベント、セミナー、技術情報などをメールマガジン(無料)で配信しております。メールアドレスを記入して『登録』ボタンを押してください。